リョウジ
この記事はこんな人におすすめ
- 不動産に就職しようと思っているけどどうなの?
- 住まいの購入を検討しているが、良い不動産ってある?
今日は私が新卒入社してから4年間勤めていた、不動産の売買営業1年目の業務内容についてお話したいと思います。
今は転職して2年経ちますが、これから不動産に就職を考えている方へヒントになればと思い、当時の業務内容をお話したいと思います。(数ある1社のお話なのでご参考程度に思ってください)
おあごろう
目次
なぜ不動産業界に就職したのか?
先に結論を話すと、先輩方の人柄に魅力を感じたからです!
私たちの就活は、大学3年生の12月からスタートしました。
当時15社ほど企業の説明会へ参加したのですが、なかなかやりたい仕事が見つからず、焦りも感じていたときにこの会社に出会いました。
第一印象は”若い”
説明会には自分と変わらない20代の若い社員が全て担当していました。
年齢が近いので就活生の悩み相談のような形で話を聞いてくれ、その人柄に魅力を感じ、この人達と働きたいと感じるようになりました。
また、家というのは多くの人にとって
「人生で一番高い買い物」になりますよね。
お客様のこれからの人生を変えてしまうほど大きなイベントを提案できる、素晴らしい仕事だなと思い「不動産」を選びました◎
不動産はブラック企業が多い?
- ブラック企業の定義は人それぞれ
- 最近の不動産は変わってきている
ブラック企業の定義は人それぞれ
そもそも「ブラック企業」とはなにか。
これって人によって解釈が異なるものだと思います。
例えば仕事よりプライベートを優先したいAさんと、仕事を優先したいBさんでは仕事の考え方が全く異なるためですね。
私の考えはAさん派なので、不動産はブラックだと思います。
おあごろう
最近の不動産は変わってきている・・・
「不動産って悪い人たちというイメージってありませんか?」
先輩の話を聞くと、一昔前は法律すれすれの取引もたくさんあったようです。
お客様に嘘をついて買わせたり、個人的にお金をもらっていたり・・・
でも最近は働き方改革が進んで、法律も厳しくなりましたし、夜20時以降はPCの電源を落とす会社も出てきているようですよ!
営業1年目の業務内容
1年目の仕事としては大きく5つに分類出来ます。
- お客様を作る
- 地図を覚える
- 物件を覚える
銀行(ローン)を覚える
- 営業を学ぶ etc…
1.お客様を作る
新人にも営業目標があり、私の入社した会社での目標は月50万円でした。
この売上を作るために何をするかを自分で考えて行動するのが最初の仕事です。
大前提として、店舗へ来店されたりネットで問い合わせをいただくお客様、いわゆる購入意欲のあるお客様は当然新人には回ってきません。
ですので過去に成約したお客様へリフォームの提案をしたり、売出し物件の近隣飛び込みなどでお客様を呼び込む練習をします。
おあごろう
2.地図を覚える
お客様をご案内しているときに、地図ばかり見る営業マンを信用できないですよね?
例えば新規物件が出て、「〇〇町〇〇丁目」という住所を見たときに、「だいたいこの辺だな」とわかるようにならなければなりません。
またお客様をご案内するときは駅までの最短ルートを通ったり、学校までの通学路を通ったり道に詳しくなると信頼される様になります。
お客様は大体知っている土地で物件を探すので、お客様のほうが詳しい時も(笑)
ただしその状況では信頼できる営業マンにはなれないでしょう・・・
おあごろう
3.物件を覚える
「どのエリアにどんな物件がある?」
「物件の相場はどれくらい?」
初めは物件のどこに注意して見ればいいのかすらわかりませんでしたが、数多く下見を行い比較をしていくことで、物件の長所と短所が見えてくるようになります。
お客様の条件をお伺いしたときに、
「あの物件はどうかな?」といくつ浮かぶかが物件を知る力になります。
おあごろう
4.銀行(ローン)を覚える
数社の銀行の中からお客様に最適な銀行を提案します。
- 年齢
- 年収
- 勤続年数
- 家族構成
- 会社の信用度
- 借り入れ等
これらの情報から金利優遇の高い銀行をお客様へ提案します。
銀行によって得意不得意があるのでそれぞれ特徴を把握しておくことが望まれます。
おあごろう
私は最初のうちはお客様ごとに10行へ相談してました。
都市銀行から地方銀行、国のフラット35等いろいろな種類のローンがあります。
相談するごとにこの人はA銀行がいいかな?というのがわかって来ます。
ところが銀行では”先月住宅ローン契約が少ないから今月はもっと安くします”といった銀行同士でのお客様争奪戦があるので、毎月情報を更新していかなければなりません。
実際不動産業ってどうなの?
入社初日にハプニング
入社して一番びっくりしたのが、研修でお世話になった先輩がいないことでした・・・
その先輩は当時2年目の社員で、会えるのを楽しみにしていました。
やめた理由はなんとなく想像できましたがショックでした。
同世代が多く、部活のようなイメージ
そんな不安感を抱えてのスタートでしたが、会社は楽しかった記憶があります。
理由は同期が40人いた事、先輩も若い社員が多く部活のような賑やかさがあったからです。
休日もバーベキューしたり旅行へ行ったりと大学生のような生活でした(笑)
(この社風は会社それぞれですね!)
おあごろう
休日にも仕事の電話が・・・
定休日は火曜・水曜でしたが、休みの日も仕事の電話が来て心が休まらなかったのが辛かったです。
そもそも休みも仕事をしていた記憶が多いので、プライベート重視の方にはおすすめできないかなと思います。
と、ざっくり不動産業の業務内容をまとめてみました。
新卒で不動産に入社した私の体験談でした。
これから不動産に入社しようと思っている方、お住まい探しをしようと思っている方へ少しでもヒントになれば幸いです。
私はプライベートも大切にしたいので転職をすることになりましたが、とにかく稼ぎたい人には天職なんだろうなとも感じました。
一人ひとりに個性があるように、会社も色んな会社がありますから、仕事で苦しんでいる人には思い切って環境を変える挑戦をしてほしいなと思います。
以上!