リョウジ
皆さん【カーネギー著”人を動かす”】という名著をご存知でしょうか。
(以下本文を引用します)
話術に長けた”カーネギー”が人の深層心理を紐解いた、人間関係の原則をまとめている本ですよね!
この名著を読むと
- 人の扱い方に関するテクニック
- 人に好かれる方法
- 敵を味方に変える方法 etc…
書店に行くとビジネスマン必見の書籍ということで、多くのポップとともに陳列されていると思います。
今日はこのビジネスの教科書である”人を動かす”より、円満な家庭生活を送る10か条をご紹介をしていきます。
多くの人はビジネスでは応用できているが、家庭をおろそかにしている人が多いようです。
本著では仕事より結婚生活を気にかける方が、幸せな人生を送る上ではるかに重要と述べられています。
わたしは、皆さんはいくつ当てはまるでしょうか。一緒に確認しましょう!
目次
01.お互いを褒める
イギリスの政治家、ディズレーリは15歳上の資産家の娘であるメアリーという女性と結婚した。
ディズレーリは当時破産していたので、世間では財産目当てと見られたが、2人の結婚生活は周囲の予想に反して大成功を収めた。
メアリーは無学な女性であったが、35年間ずっと夫を褒め続けたのだ。
二人は互いを人生で最も大切な存在として扱い、ディズレーリは首相になるまでになった。
人生のパートナーとして選んだからには、その人の一番の理解者であり肯定してあげる存在にならなければならないなと思いました。
でも褒めるって難しいですよね。
ありがとうの感謝と褒めるとは少し違うのかなと思います。
感謝は行為に対して行うものですが、褒めるはその人の外見や内面を見て行うものだと思うからです。
おあごろう
02.妻の料理を賞賛する
帝政ロシアの時代には、上流階級は素晴らしい夕食の後で料理人をダイニングルームに呼んで称賛する習慣があった。
料理を作ってくれるのは当たり前じゃないですからね!
栄養を考えて献立を決めて、買い物にいって、1時間くらい掛けて料理は完成します。
それを無言で食べてごちそうさまなんて、料理をした側からするといらっとしますよね(笑)
でもこれって料理をする人にしかわからないと思います。
私も実家にいるときは当たり前だと思ってましたから・・
一人暮らしをするようになってから料理の面倒くささを知って、それ以来作ってくれたときは美味しい!!と言えるようになりました。
今は妻が作ってくれていますが、段々と当たり前になってきてしまっている。。
この気持を忘れないためにも男の人は料理をしましょう!
03.妻に花を贈る
なぜ多くの夫は妻に花を送らないのだろうか。
明日の夜、バラの花を贈ってみよう。きっと想像もつかないほど素晴らしい展開になるだろう。
花には愛の言葉が秘められている。
特別な機会まで待つ必要はない。
花の良さってなかなか男にはわからないですよね。
やがて枯れてしまうし、形には残らないし・・・でも女性にとって花は特別な意味を持つようです。
太古の昔から花は愛の言葉と考えられて来ました。確かにそれぞれの花に花言葉がありますよね。
かくいう私もプロポーズの日にはバラの花束を贈りました。
花言葉意外にも本数によっても伝えたい意味が変わっていくようです。
何気ない日に花を買って家に持ち帰ろう。きっと素敵な日になるでしょう。
04.結婚生活は小さな事の連続
約四万件の離婚訴訟を扱い、二千組あまりを和解させた判事はこう語る。
「夫婦の不和の原因の多くは些細なことだ。朝夫が仕事に出かける時に、妻がいってらっしゃいと手をふるだけで何件もの離婚を防ぐことが出来る。」
長く一緒にいると、どうしても相手の悪いところが目に入ってきます。
ですがそれは相手も一緒です。
悪いところ探しになって、良いところを見失うから不仲が生まれるわけですね。
私は妻と出会ってから日記を書いているのですが、最初は会えただけで嬉しかったと書いてます!
今一緒にいてくれることは当たり前ではありません。
そんな初心を忘れず、一緒にいてくれることに感謝をしていきましょう!
05.結婚後も礼儀を忘れない
無礼な態度は人間関係を破壊する。
私達は他人に対して礼儀正しく振る舞うのに、配偶者に対しては礼儀を忘れがちである。
例えば、他人が以前と同じ話をしても、「またその話か、聞いたよ」とは言わないはずだが、夫婦では些細なことで詰りがちである。
おはようの挨拶に始まり、おやすみの挨拶で終わる。してもらったらありがとう。悪いことしたらごめんなさい。
こんな当たり前の事が、一緒に過ごしていると段々できなくなっていきます。
会社ではおはようございます、お疲れさまですと必ず言いますよね!
他人には礼儀正しく振る舞えるのに家族にはおろそかにしてしまう。
家族という仲でも節度を持った礼儀をわきまえないと、心は離れてしまうかもしれません。
参考:ディスカヴァー・トゥエンティワン カーネギー著 人を動かす
超訳 カーネギー 人を動かす (ディスカヴァークラシックシリーズ)
06.相手を思いやる
今や10分に一組の割合で夫婦が離婚している。
その中で本当の悲劇に見舞われて離婚に至った夫婦はどれくらいだろうか。
おそらくごく僅かだろう。
結婚生活は些細なことの連続である。
これに関して、ゾゾッと思い当たる節がありました。
同居して1年くらいがたった今、段々と当初の気持ちを忘れかけていることに気づきます。
例えば一緒にいる時間に一人でゲームをする時間が増えたり、ゲームをしていると返事が適当になってしまったり。
私の場合、主にゲームが原因ですね(笑)
わたしにとっては仕事して帰ってきてゲームしているときは至福の時間なのですが、妻からすると帰ってきてやっと夫婦で話せる時間です。
こういった些細なことの積み重ねで簡単に相手への気持ちが薄れてしまう。
今一度同棲したてのときの嬉しい気持ちを思い出し、二人の時間を大切にしようと思いました。
07.今この瞬間を大切にする
「今この瞬間は一回きりであり、二度とやってこない。
だから、配偶者には常に出来る限り優しくしよう。
それを先延ばしにしたり怠ったりせず、今すぐにそれを実行すべきだ。
二度とこの瞬間を体験することはできないのだから。」
これは家庭生活だけではなく、生きている時間全てに関わる大切な事ですね!
”そんなの当たり前でしょ”と思いますが、できている人は少ないのではないでしょうか。
簡単に言えば”小さなことにも感謝するちから”が必要なのだと思います。
朝起きれたことにありがとう。ご飯を食べれてありがとう。健康に歩けてありがとう。一緒にいてくれてありがとう。
こういった当たり前のことを大切に思える人って、何をしていても幸せに感じるのでしょうね!
失ってから気づくことが多い人間ですが、同じことを繰り返さず、日々学んでいくことで段々と大切に思える事が増えていくのではないでしょうか。
08.感謝の言葉を述べる
コメディアンのエディー・カンターはインタビューでこう語っていた。
「私が今日あるのは、誰よりも妻のおかげだ。
彼女は若い頃からの親友で、私が真面目な人間になるのを手伝ってくれた。
五人の子どもにも恵まれ、素晴らしい家庭を築いてくれた。
私が成功したとすれば、全て彼女の功績だ。」
皆さんは友達や職場の人に家族への悪口ばかり言っていませんか?
日本人の文化として謙遜がありますが、私は自分の家族に関しては自慢をしていきたいと思いました。
今の自分があるのは家族のおかげですからね!
そして家族へも直接感謝の言葉を伝えて行きたいと思いました。
09.仕事ばかりに労力を費やさない
「世の中の男性は仕事での成功と同じだけの苦労を家庭での成功に費やそうとしない。
男性にとって、平和で幸せな家庭を築くことは、巨万の富を築くことより有意義なはずなのに、
結婚生活を成功させるために真剣に努力している男性はめったに居ない。」
プロポーズの日を思い出しましょう。
奥さんを生涯のパートナーとして決め、幸せな家庭を築くと決意しました!
そして現在はどうでしょう・・男の役割は仕事と思い込み、仕事だけを優先してはないでしょうか?
私は仕事が嫌いなので少なくとも仕事人間ではないのですが(笑)
贅沢はさせてあげられない分、家族といる時間を楽しませる努力をしていきたいと思います!
10.家庭では小言を言わない
大英帝国を代表する二人の首相、ディズレーリとグラッドストンは会議で様々なテーマについて激論を交わしたが、
両者共家庭では至高の幸せにひたっていた。
グラッドストン政界では恐るべき論敵として名をはせたが、家庭では妻を絶対に批判しなかった。
要は旦那は奥さんの尻に敷かれる事が、成功の秘訣だよということだと思います(笑)
半分冗談、半分本気で思っているのですが、上手くいっている家庭はほとんど妻が権力を持っている気がします。
いや、権力を持たせてあげているんですよね!
女性より男性のほうがチカラでは勝ちますから、男性は弱い妻を広い心で受け止めてあげましょう。
私は関係なく尻に敷かれたい派なので全くストレスにならないですが(笑)
全ての男性がそうではないので女性の皆様も旦那様に感謝していただけると良い関係が続くかなと思います。
カーネギーに学ぶ、円満な家庭生活を送る方法10か条全て制覇できました。
”わかると、出来る”は違いますのであとは意識して実践を繰り返すのみです!
家庭を大切にするのもいいけど、嫌いな仕事も頑張ってたまには贅沢させてあげないとな。
としみじみ感じるリョウジでした。終わりです。
終わり。書籍はこちら⇛超訳 カーネギー 人を動かす (ディスカヴァークラシックシリーズ)