【神社】年に2回の大祓(おおはらえ)行事とは?

〜毎日投稿46目〜こんにちは、妻のズミです。

 

6月もあと1週間で終わり。

2021上半期もあっという間ですね〜!!

 

 

この時期に神社で行われる、

「大祓」知っていますか?

普段神社に行かない方は馴染みがないかもしれません。

今日はそんな大祓について、ちょっとまとめていきます。

大祓って何?

多くの神社では、6月30日12月30日に大祓(おおはらえ)という年中行事が行われています。

 

大祓とは、

半年間の

  • 知らず知らずに犯した罪
  • 心身のけがれ
  • いっさいの災い

を消滅し、無病息災を願う祭り

です!

 

夏越の祓

そのなかで6月に行われる大祓を「夏越の祓」(なごしのはらえ)といい、

12月に行われる大祓を「年越の祓」(としこしのはらえ)といいます。

夏越の祓では、この夏も息災に過ごせますように、という祈りを込めます。

 

茅の輪

神社に、大きな縄で作ったような輪っかが置いてあるの、見たことありませんか?

神社の参道に茅(ちがや)を束ねて輪の形作った、茅の輪を設けている神社もあります。

神社では祭事の時間が決まっていて、神職の方や関係者、申し込まれた方などがその時間に順に茅の輪をくぐっていくのですが、

その時間帯以外でも一般参拝者も「茅の輪くぐり」は出来ます!神社によっては、6月30日の当日だけでなく数日間設置してあるところも。

やり方も茅の輪の近くに書いてあるので、全くわからない方でも大丈夫です。

この輪を3回くぐって、けがれや災い、罪を祓い清めるというものです!

 

こうした、神社に設けられている茅の輪もあれば、小さいお守りもあり、

茅の輪のお守を身に着けたり家に飾ったりして、疫病退散や無病息災を願います。

 

京都の有名な八坂神社で特に茅の輪は有名です。夏の時期の「祇園祭」の時期、茅の輪守と同じように厄除け・厄病の意味を込めた「ちまき」というお守りが大人気で、終わりの頃には売り切れていることもあるそうです。

 

人形

大祓では、神職が古くから伝わる大祓詞(おおはらえことば)を読み、氏子崇敬者は麻と紙を小さく切った切麻を体にまいて清め、

紙を人の形に切った「人形」(ひとがた)で体をなで、息を吹きかけます。自分の身代わりとなり、

こうして人の罪けがれを付着させた人形は、後で海や川に流されたり、焼かれたりします。

神社によって細かいことは異なることもありますが、この人形に名前や生年月日などを書いて息を吹きかけ、お祓いをしてもらうといったやり方です。

⚠初穂料がかかります

 

 

今年も多くの神社で行われる「大祓」。

コロナウイルスの収束、自分自身の健康などを願って、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

お読み頂きありがとうございましたー!

 

参考文献

『神社のいろは』(2017)扶桑社.

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