【ビジネスの原点】破綻寸前だったUSJを奇跡のV字回復させた男の、たった1つの考え方。

リョウジ

〜毎日投稿71日目〜こんにちは、29歳旦那のリョウジです。

ビジネスマンにとって、一番必要な能力はなんだと思いますか?

答えはマーケティング力です。

マーケティングと聞くと難しいイメージがありますが、必要なのは「たった1つの考え方」だと筆者は言います。

今回ご紹介するのはUSJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 [ 森岡 毅 ]という書籍で、破綻寸前だったUSJを1人で奇跡のV字回復をさせた男のビジネス書です。

著者:森岡毅氏とはどんな人・・・?

森岡毅氏は、破綻寸前だったUSJを奇跡のV字回復させた「日本を代表するマーケター」の1人です。

当時38歳の若さでUSJのすべての責任を決定するマーケティング部の部長に就任し、わずか4年で500万人の集客UPを達成させました。

彼が行ったのはマーケティングにより、顧客のニーズに答えること。当時のUSJにはそれが出来ていませんでした。

マーケティングとは・・・

そもそもマーケティングとは何でしょうか。

答えは営業マンがいなくても勝手に売れる仕組みを作ることです。

私達ビジネスマンは、いかにお客様に商品を買ってもらうかを考えていますよね。例えば、お客様と仲良くなるコミュニケーション・買いたくなるような話術・お客様が「はい」と言いやすいような心理学など・・・

しかしマーケティングさえ出来ていれば、売らずとも勝手に売り上がるというのです。

日本はマーケティング後進国・・・

日本はマーケティングの後進国と言われています。

なぜなら、日本には圧倒的なものづくりの技術があったからです。

マーケティングを考えなくても、商品が良いから勝手に売れていく。だからいかに良い商品を作るかを一番に考えてきたのです。

それが今は、科学の進歩によりだんだんと技術力の差がなくなってきています。同じ商品が店に並ぶようになるとどう販売していくかが大切になります。今になって「マーケティング」の能力が必要性に気づいたのです。

ビジネスの根本「たった1つの考え方」・・・

答えはお客様の頭の中を想像することです。

いい商品が出来たから売れるのは、偶然。

一方ビジネスの本質は、お客様が望むものを作るから必然と売れるのです。

会社が売りたい商品を売るのではなく、

お客様が買いたい商品を売るのが正しい考え方なんだね!

おあごろう

USJの失敗例・・・

破綻寸前のUSJは、9割のお客様を逃していたのです。

破綻寸前だった頃のUSJは何か新しくイベントを考える時、「USJは映画のテーマパークだから、次は何の映画にしようか」と縛られた考えをしていました。

ですが、ゲーム・アニメ・テレビ・スポーツなど多くのエンタメがある中で、お客様が「映画」を望む割合は、全体の1割にも満たなかったのです。よってUSJは9割のお客様を逃していたのです。

このマーケティングから森岡氏は、「映画を捨てる」英断をしたのでした。

ビジネスマンの営業力は不要・・・?

先述で「マーケティングができていればビジネスマンの営業は要らない」と述べましたが、営業トークにもマーケティングは必要です。

技術の進歩により商品の差がだんだんと無くなってきた今、お客様のニーズに合った商品を作ることは基本ですが、それにプラスしてビジネスマンのトークによってお客様のニーズを商品に寄せることが営業の持つチカラなのです。

営業が要らない商品であることが1番ですが、営業のチカラによってお客様に欲しいと言わせる営業。

原点を間違えないようにというのが、気をつけるべき点ですね!

まとめ

以上、USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 [ 森岡 毅 ]の紹介でした。

ビジネスの根本はビジネスマンが営業トークで販売するのではなく、マーケティングによる付加価値をつけて売らずとも売れる商流を作ることであることがわかりましたね。

そしてたった1つの考え方は「お客様の頭の中を考える」ことです。

リョウジ

私も不動産営業時代は、

「自分の考えは要らない。お客様になりきって考えろ」とよく怒られました〜

独りよがりの営業は何も解決しないもんね!

おあごろう

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